TOP

登場人物

光川祐太(ゆうた)♂(16)・・・高校一年生
光川祐真(ゆま) ♀(11)・・・小学5年生
小林実奈(みな) ♀(11)・・・小学5年生。悠真の親友
桂城大翔(ひろと)♂(11)・・・小学5年生。悠真の同級生
立花雪香(ゆきか)♀(12)・・・小学6年生。児童会会長
徳山春菜(はるな)♀(12)・・・小学6年生。児童会副会長

「ねぇ、お兄ちゃんお願いがあるんだけど。」
光川祐真は小学5年生にしては大きすぎる身体を小さくして、自分よりも小さな高校生の兄に頭を下げた。
「なんだよ~。またロクな頼みじゃ無いんだろ。」
兄、光川祐太は不吉な予感がした。普段は男勝りで勝ち気な祐真が殊勝な態度になる時はろくな事を考えていないことを彼は知っていた。
「実はさ、明日彼氏に誘われててさ。」
悠真は照れくさそうに笑う。祐真の彼氏である中学二年生の翼という少年の事は祐太も知っていた。祐真の話によると、明日彼氏の中学校は創立記念日なんだそうだ。
「でね、私小学校休み訳にもいかないしさ・・・」
以前小学校をサボって遊びに行った祐真が教師や両親に大層叱られた事件は祐太もよく覚えていた。
「当たり前だ。子供は学校にいかないとな。」
祐真は仏頂面をしたがすぐに兄に切り返した。
「でさ、大人のお兄ちゃんに頼みたいんだ。高校生ぐらいになれば一日ぐらい休んだって大丈夫なんでしょ。だって大人なんだもんね。」
祐太は胸を張って答えた。
「そりゃあ、高校生にもなれば『自己責任』ってやつだからな。単位が足りないと困るけど、僕はほとんど休んでないからね。」
「んじゃ、一日ぐらい休んでも平気だよね。ありがとう!」
祐真は祐太に抱きついた。祐太は慌てた。妹に抱きつかれるなんて何年ぶりだろう。
「おいおい、まだ『お願い』ってのを聞いてないぞ!」
祐真は微笑んで言った。
「だから、言ってるじゃない。私の代わりに明日は小学校へ登校してほしいの。」

そういう訳で次の日、光川祐太は生まれてから一番の恥ずかしさに襲われていた。学生服で家を出た祐太は祐真と待ち合わせた公園のトイレで女子小学生姿に変身させられたのだ。
フリルのついたブラウス。水色のジャンパースカート。カラフルな靴下に女児用スニーカー。極めつけは背負わされた真っ赤なランドセルだった。彼はトイレの鏡を見て溜め息をついた。
「どうして、高校生にもなって小学校へ通わないといけないんだよ・・・。」
もちろん昨日祐太は猛烈に妹の頼みを断った。しかし最後は祐真の持ち出した切り札、いつの間に撮られたのか『お兄ちゃんのオナニー中』写真に祐太は屈服した。
「大丈夫、似合ってるよ。ほんと、女子小学生にしか見えないから安心しなよ。」
祐真は自分の低学年の時のお古を着た兄を見てクスクと笑った。最近の服ではサイズが大きすぎて合わなかったのだ。
「それじゃあ、言った通り今日は担任の先生もお休みだし、クラスの子にも伝えといたから、大人しくしてればすぐに終わっちゃうわよ。じゃあ行ってくるね。」
祐真はそう言うと、足取りも軽やかにデートに出かけて行った。
「そうだな。一日なんてすぐに終わるさ。」
勇気を出してトイレから足を踏み出した祐太のスカートを春風が揺らす。祐太にとって終わらない一日を暗示するかの様に・・・。

「せんせー、おはよーございます。」
小学校の校門の前で当番らしい若い女性教師に挨拶しながら祐太は心臓が口から飛び出そうになった。祐真の通っている小学校は全校生徒1000人以上というマンモス校だ。全ての生徒の顔を覚えている教師などいる筈もないが、事情はともかく高校生男子が女子小学生の振りをして登校しようとしてるのだ。正体がばれてはタダでは済まないだろう。
「はい、おはよう。」
なかなか美人の教師に微笑む返された祐太は思わず顔をほころばせるが、それどころではない状況にすぐに気付き、正面から顔を見られながらも男だと看破されない自分に少し情けなさを感じた。
しかしそれは祐太が女装した上に、鍔の広くて黄色い女児用の通学帽を被っているからだけではなく、小学生としてもおかしくない身長と妹とそっくりの女顔のせいだった。
祐太は校庭を舞う風に揺れるスカートの裾をきにしながら、彼が数年前には卒業した筈の懐かしい校舎へ向かった。祐真のクラス、5年2組は北校舎の三階にある。誰も覗く筈もないスカートの中を気にして、祐太は女子高生の様にスカートの裾を押さえながら校舎の階段を登った。
「5-2」と書かれたプレートを見て溜め息をついた後、祐太は思いきってその教室に侵入した。授業前の小学生相応の騒がしさに溢れている教室の中で一人の女の子が祐太に目を留めた。
「おはよう、ゆまちゃん。」
『ゆまちゃん』と彼女は確かにそう言った。
「席はここだよ。」
名札に小林実奈と書かれたその活発そうな少女は肩まで伸びたツインテールの髪を翻して自分の席の隣を指さした。
「あ、ありがと・・・」
祐太は軽く礼を言って席に座る。椅子がちっとも小さくないのがしゃくに触った彼だが、そんなことを憂いている余裕は無かった。
「うわぁ、本当にそっくりだね・・・初めまして、祐真ちゃんのお兄さん!」
実奈が大きな声でそう言ったのだ。
「ちょ、ちょっと・・・・そんなに大きな声で言わないで・・・」
祐太は慌てて実奈に耳打ちした。祐真がどこまでのクラスメイトに説明したのかは分からないが、恐らく親しい友人だけに違いない。クラス全員という事はありえないだろう。
「ほんと、祐真ちゃんが髪の毛切っただけみたい。大人しくしてたらばれないから安心していーよ。」
実奈はクスクスと笑った。確かに彼女の言うとおり祐太と祐真は歳が離れているにも関わらず『似ている』と言われる事が多かった。ウィッグなどは持っていなかったので地毛のままだが、男の子にしては少し長めのさらさらした髪を女子小学生の好む様な星形の髪留めでセットされた今は尚更だ。
「う・・・うん・・・。」
祐太は自信無げに返事をしたが、彼女が言うように確かに一部の女生徒を除いて祐太に気付く者はいなかった。男の子達は遊ぶのに夢中だし、女の子達はおしゃべりに熱中している。結局、祐太に気付いたのは悠真の仲良しグループの三人だけだった。
「はい、みんな浅川先生がいないからって騒いじゃだめよ。」
始業ベルから数分遅れて、他のクラスの担任と思われる若い女教師が祐太のクラスに顔を覗かせた。教室を走り回っていた男の子達は慌てて席に着く。
「じゃあ出席を取るわね。」
女教師は担任代行として生徒達の名を読み上げる。子供達は次々と元気の良い声で返事をする。祐真の名字は『みつかわ』だから呼ばれるのは随分後だ。彼はドキドキしながら自分の名を呼ばれるのを待った。
「光川祐真さん」
「は、はい・・・」
怪しまれない様に元気よく答えようとしたが、思わず男の子の地声が出そうになって祐太はか細く返事をした。
「あら、今日は元気ないわね。」
祐真のおてんばさはどうやら学年中に知れ渡っているらしい。祐太は青くなった。
「具合でも悪いの?」
クラス中が祐太に注目する。座っているので背が少々低いのは分からないかもしれないが、祐太は心臓が止まりそうになった。
「先生、ゆまちゃん昨日お母さん達とカラオケに行って声が出ないって言ってました。」
実奈がそう言って祐太をフォローした。クラス中が爆笑の渦に包まれる。
「歌いすぎで声でなくなるなんて、お前馬鹿じゃないの?」
後ろの席の男の子が祐太の背中を鉛筆でつついた。
「じゃあ仕方ないわね。次、村川佐知さん。」
何事も無かったかのように出席確認は続いた。自分が祐太だと気付かれなかった事に安堵した反面、高校生の男の子なのに小学生女児として違和感無く扱われる恥辱に祐太は身震いを感じた。

「ねぇねぇ、お兄さん本当は高校生なんでしょ?」
教師が出て行って自習として算数のプリントをさせられているさなか、実奈が声を掛けてきた。
「だ、だから、大きな声出さないでってば。」
祐太は驚いて実奈を制した。実奈は『ふーん』といった風にしたり顔で言い返した。
「なーんだ、祐真ちゃんの代わりに小学校へ登校してくるなんて聞いたから、きっと女の子の格好するのが好きなんだと思っちゃった。やっぱりお兄さん恥ずかしいんだね。」
祐真の撮ったオナニー写真で脅されて仕方無く来た。とはとても言えず、祐太は黙って頷いた。
「おい祐真、お前スカートなんて珍しいじゃん!」
二人のおしゃべりを見て席を立ってきたのは先程祐太にちょっかいを出した、後ろの席の大翔という男の子だった。
「大翔君、授業中なのに立ったりしちゃだめじゃない!」
実奈がこの年頃の女の子らしく大翔を叱り付けるが、彼はたじろぐ様子も無い。
「どうしたんだよ髪の毛も短くしちゃって、お前女に目覚めちゃったのかよ。」
大翔は祐太の頭を軽く叩いた。これ以上小学生男子にからかわれるのはしゃくに触る。祐太は思わず立ち上がってしまった。
「あれ?お前身長縮んだ?」
祐太は「しまった」と思った。祐真と祐太の身長はほとんど変わらないが、ほんの二、三センチ祐真の方が大きかったのだ。
「そ、そんな事ないわよ。」
祐太は慌てて弁解するが、そのセリフは益々墓穴を掘った。
「あれー?喋り方までまるで『女』みたいじゃん。変なのー。」
祐真は普段どんな喋り方をしてるんだ。と祐太は妹を恨みながらも真っ赤になって立ち尽くした。
「で、でもよ・・・・そんな格好も似合ってるぜ・・・。」
それだけ言うと大翔は赤くなって自分の席に座った。
『ははぁ、こいつ祐真の事が好きなんだな。』祐太は好きな子に意地悪を言う子供の心理を即座に理解したが、今女児服を『似合ってる』と言われたのは高校生男子の自分なのだ。大翔以上に真っ赤な顔をして祐太は再び席についた。
「うふふ、折角だから大翔君と付き合っちゃえば?あっ、そんなことしたら明日ゆまちゃんに怒られちゃうね。きゃははは。」
祐太以上に何もかも知っているという顔で、早熟な『同級生』の実奈が祐太に耳打ちした。

そんな調子で祐太は午前中の自習をなんとか女の子として乗りきった。漢字のの書き取りや算数のプリントなんかは解いているだけで恥ずかしかったが、あまり成績の良くない祐真の代わりだから時々は間違った答えも書かなければならない。その間違いを知ってか知らずか実奈に指摘され、なんだか小学生に勉強を教えられている気分になった祐太は頬を染めながらも実奈にお礼を言わなければならなかった。そして
「ゆまちゃん、給食取りにいこっ!」
四時限目のベルが鳴り終えると、実奈は祐太の手を引っ張った。
「えっ?給食って?」
何も知らない祐太は慌てて尋ねる。実奈は祐太に耳打ちした。
「今週私達は給食当番なのよ。ほら、ランドセルに給食着がかかっているでしょ?」
そう言われて祐太は自分のランドセルに付けられていた白い布製の袋に初めて気が付いた。中を開けると、真っ白いエプロンに帽子、そしてマスクが入っている。
『どういえば、こんなのあったなぁ』
しかし懐かしさにひたっている暇はなかった。彼は慌ててそれを身に付けて給食室に行かなければならないのだ。気が付けば、もう着替え終わった実奈はもう廊下で彼を手招きしていた。
仕方無く祐太は一抹の恥ずかしさを覚えながらエプロンを身に付けた。考えてみればスカート姿を晒すよりまマシである。彼は慌てて給食係の衣装一式を身に付けると実奈に手を引かれて給食質に連れて行かれた。
「ゆまちゃん、私達のクラスのはこっちよ。」
実奈がたくさん並んだ大きなお鍋のうちの一つを指さした。
「重いから二人で持つんだよ。ゆまちゃんはそっちね。」
祐太は一人で十分だと言おうと思ったが、なるほど鍋は思ったより大きい。華奢な自分では途中で落としてしまうかもと考え、彼は二人で鍋を持ち上げた。その時
「ほらほら、5年のガキども、グズグズしてるんじゃないわよ!」
突如割り込んできた女の子二人組に祐太と実奈は身体を押された。
「あっ!」
二人が同時に叫んだ瞬間、鍋が廊下を転がった。今日のメインディッシュの肉じゃがが鍋から溢れ出る。
「なっ、何をするんだよ!」
しばらく呆然と料理が床に流れるのを見ていた祐太は、ぶつかってきた二人組に振り返って言った。
「なによ、私達のせいだって言うの?下級生の癖に生意気よ!」
立っていたのは小学生とは思えない大人っぽい少女達だった。胸には6年生を示す青色の名札。祐真よりも高い身長と、小学生ながらも大きく膨らんだ胸。その迫力に祐太はたじろいだ。
「ゆまちゃん、この子達児童会の会長さんと副会長さんだよ。相手が悪いわ。お願いだからあやまって。」
しかし、そう言われても祐太には高校生男子としてのプライドがあった。
「君たち、児童会の役員なら下級生の模範にならないといけないじゃないか!」
恐怖に震える声で、やっとの事でそう叫んだ祐太の怯える顔を見て、二人はニヤリと笑った。
「見たことあると思ったら、あなたが光川悠真ちゃんね。」
名札に立花雪香と書かれた少女は祐太の名札をちらりと見て言った。
「噂通り元気のいい子みたいね・・・いいわ、お姉ちゃん達が可愛がってあ・げ・る。」
雪香は長い黒髪を手櫛で溶かしながら不気味な笑いを浮かべた。
「どうしたの・・・あら大変!」
騒ぎを聞きつけた教師がやってきた。雪香は声色を変えて言う。
「お鍋が重すぎたみたいで、この子達が落としちゃったみたいなんです。今、片づけるのを手伝ってあげているところですから大丈夫です。」
副会長の春菜も同調する。
「大丈夫、怪我はなかった?5年生の女の子にはちょっと重いから今度からは気をつけてね。」
自分たちで転ばせておいていい度胸だ。しかし今口論をしても仕方が無い。教師は雪香達を信用するだろう。実奈の言うとおり相手が悪かった。
「そう?でも、その子怪我してない?」
教師は足下を肉じゃがで汚してしまった祐太を見て心配そうに言った。
「そうですね。勢いよく落としたからちょっと心配ですね。じゃあ私、この子を保健室へ連れて行きますね。」
雪香はそう言うと祐太の手を握ったが、その手に悪意が込められているのは間違いなかった。
「じゃあお願いするわね。先生はここを片づけておくから。」
「ま、待って・・・私も」
追いすがる実奈だったが、「あなたは給食の準備をしなくちゃ」という教師に止められ、祐太は二人の『上級生』に拉致される様に保健室に連れて行かれた。

「どこへ行くんだよ。言っておくけどけんかなら負けないからな。」
「あらあら、男の子みたいな口をきいちゃって。本当に元気のいい子ね。」
背の高い二人に両脇を挟まれて祐太は給食中で人気のない廊下を連れて歩かされる。
「聞いてなかったの?保健室に決まってるじゃない。」
「どこも怪我なんかしてないったら!」
小学六年生とはおもえない二人の落ち着いた態度に、徐々に不安を感じてきた祐太は教室へ帰してもらえるように訴えた。
「まぁまぁ、靴下とこも汚れちゃったから着替えないとね。保健室なら着替えも置いてあるし。」
雪香と春菜は顔を見合わせて笑った。

保健室には誰もいなかった。雪香はそれを確認すると内側からドアを閉める。
「な、なにをするんだよぉ・・・」
怯える祐太。雪香は保健医用の椅子に座って言った。
「あなたみたいな行儀の悪い女の子を躾けるのは私上級生の役目なのよ。じゃあ治療を開始しましょうか?」
祐太は春菜の手につかまれ、無理矢理雪香の前に座らされた。
「じゃあ上着を脱いでもらおうかな。」
雪香はそう言いながら傍に置いてあった聴診器を身に付ける。
「ええっ!?」
驚く祐太だったが、後ろに立った春菜が祐太のジャンパースカートの肩紐を外す。
「うわっ!」
「ほらほら、また男の子みたいな声出さないの!」
抵抗する祐太だったが彼より大きい春菜の力はとても小学生女児とは思えなかった。彼はあっという間にジャンパースカートの胸当てを下ろされ、ブラウスの前のボタンをはだけさせられた。
「いやっ!」
悠真に着せられた女の子向けアニメ柄のスリーマが露わになり、祐太はまるで本当少女の様な声で恥ずかしがった。
「んふふ、偉そうにしてる割には可愛い下着つけてるじゃない。さっ、お姉さんにお胸も見せて頂戴。」
雪香はそう言うと祐太のスリーマを捲り上げる。
「あはは、あなた本当に五年生なの?まだ全然成長してないのね。」
祐太のぺったんこの胸を見て二人は嘲笑した。

「こんなんじゃ、まだ当分ブラも必要無いわね。5年生ならお友達はもうみんな付けてるんじゃない?」
雪香が祐太の胸に聴診器を当てながら言った。自分でスリーマを捲り上げるように持たされた祐太は恥ずかしくてたまらない。
「も、もういいだろ!こんなお医者さんごっこみたいなの!」
「そんなことないわよ、5年生にもなってこんなにぺったんこなんて、発育異常かもしれないわ。お姉さん達が検査してあげる。さぁこっちきなさい。」
再び上半身を露わにしたまま二人に両腕をつかまれた祐太は、すぐ脇の保健室のベッドに寝かされた。
「や!やだっ!何をする気だっ!」
「そういう風に男の子みたいな口を聞いているから、お胸がいつまでも成長しないのかもしれないわね。」
雪香は自身のふくよかな胸を揺らしながら言った。
「ほら、女の子らしく言ってごらんなさい。『胸を診て下さい』ってね。」
「そ・・・そんなこと言われても・・・・。」
二人の『上級生』に囲まれて恐怖を感じている祐太だったが『女の子』らしくなんて男の子の彼には分かる筈もなかった。
「ほら、さっさと言いなさいよ!」
春菜が剥き出しの祐太の乳首をつまんだ。
「い、いたいっ!」
男の子といっても乳首は敏感な部分だ。只ならぬ雰囲気を感じた祐太は顔を真っ赤にしながら口を開いた。
「わ・・・わたしの・・胸を・・・診て…下さい。」
「全然、だめね。もっと小学生の女の子らしくできないの?」
「あ、あたしの・・・お胸を診てちょーだい。」
必死に女の子らしい言い方を考えて言い直す祐太だったが、雪香は首を横に振るばかりだった。そのうち業を煮やした雪香が耳打ちをする。
「あ・・あの・・・6年生の・・お、お姉ちゃん・・・・ゆ、ゆまの・・・お胸はて、低学年の子みたいに・・・おっきくならないの・・・・どうしたら、お友達みたいに・・・ぶ・ブ、ブラジャーがいるくらいに・・大きくなるか・・・検査してほしぃの・・・。」
祐太はやっとの事でそれだけ言い終わった。既に顔は赤いのを通り越して屈辱で真っ青になっている。
「よくできました。じゃあお検査を始めましょうね。おとなしくしてるのよ。」
雪香と春菜は目で合図すると春菜が祐太の手をがっちりとつかむ。
「女の子らしさはね、お胸だけじゃなくてここも大切なのよ。」
雪香はジャンパースカートの上から祐太の股間をぽんぽんと叩いた。
「や、やめろーっ!」
何をされるのか理解した祐太は手を振りほどこうとしながら絶叫した。しかし太い春菜の手はびくともしない。
「あらあら、そんなに暴れたら捲る前からおパンツ見えちゃうわよ。」
雪香は笑いながら祐太のスカートに手を掛けた。
「しかし強情な娘ね。普通ならこの時点でもう泣いて謝るのにね。」
春菜が頷き返す。
「でもさすがにこうされたら、もうおとなしくなるでしょうね。」
「や、やめてーっ!!」
祐太の声を聞きながら雪香は彼のスカートを捲り上げた。
「えっ!?」
そこにはスリーマと同じキャラクターの可愛らしい女児用ショーツ。
しかしその前の部分は女の子にはありえない膨らみを隠せないでいた。
保健室の三人の時が止まった様に祐太は感じた。
「あっ、あんた、男だったの!?」
春菜が裏返った声で悲鳴に近い驚きの声をあげた。
「い・・いや・・・これは・・・」
祐太は必死に言い訳を考えたが、どう考えてもこの場を逃れる術は無かった。
「ふ~ん。おてんばで有名な祐真ちゃんが男の子だったなんてね。そりゃあ『男の子みたい』ってみんなに言われるわよね。」
雪香はさほど驚いた風でもなく、祐太のショーツの上から股間を撫でながら呟いた。
「趣味なの?」
「ち、違う!」
「へぇ・・でも、ここ大きくなってきたわよ。」
祐太は否定したが、確かに彼のおちんちんは少しづつ勃起し始めていた。
「祐真君は女の子のショーツ穿いておちんちん大きくする変態さんなんだね。」
雪香は親指と人差し指でショーツの上から祐太のおちんちんの先をつまむ。
「ち・・・ちがっ・・・。」
祐太だって健康な高校生の男の子だ。小学生とはいえ女の子に敏感なところを撫でられれば勃起ぐらいしてしまうだろう。
「でもここは正直よ・・・ねぇ、知ってる春菜ちゃん?男の子って感じるとここが大きくなるのよ。」
「う、うん・・・知ってるけど私初めて・・・。」
「そっか、春菜ちゃんは兄妹いないもんね・・・ねぇ、見たい?」
春菜は黙って頷いた。
「じゃあ保健体育のお勉強ね。祐真ちゃん、おとなしくしてるのよ。」
雪香はそう言って祐太のショーツをずりおろした。
「わーっ!!な、なにするんだよ!」
慌てて股間を隠そうとする祐太の手を雪香がつかむ。
「わーっ、可愛いオチンチン!」
ほとんど毛も生えていない包茎のペニスを見た雪香がクスクスと笑った。
「ねぇ、これで勃起してるつもり?私の二年生の弟のより小さいんじゃない?」
「み、見るなよっ!」
気にしていた事をあろうことか小学生女児に指摘され、祐太は必死にその手を振りほどこうとするが雪香の力には全くかなわなかった。
「情けないわね、男の子の癖に。」
興味深げに祐太のペニスを観察していた春菜が恐る恐るその陰茎を握りしめた。
「女の子になりたいなら、いっその事これ切っちゃおうか?」
そう言って春菜は力任せにその暖かい肉棒を握りしめた。
「ひーっ!!痛いっ!!痛いっ!!」
「大げさねっ!」
男性のそれがどれほど敏感なのか全く知識の無い春菜は今度はもう片方の手で祐太の睾丸を握りしめた。
「ひぎゃーっ!!」
「あらあら、女の子みたいに泣いちゃって・・・・ほら、女の子になりたいんでしょ?・・・もうちょっと我慢したら女の子になれるかもよ!」
春菜は更に両手に力を込めた。
「や、やめてーっ!!ちんちん・・・・おちんちんがちぎれちゃうよーっ!!」
あまりの恐ろしさに祐太はその皮の余ったペニスの先から暖かい尿を漏れ出していた。
「やだっ!、汚いっ!」
春菜は慌てて祐太のペニスから手を離すとその手を左右に振った。手からは祐太の出したばかりのオシッコが飛び散り、彼の顔に「ぴしゃ」っと音を立てて跳ねが祐太はそれを避ける気力も残っていなかった。
「あーあ、保健室のベッド汚しちゃって。」
なおも皮の余ったペニスの先から黄色い液体を少しずつ漏らしている祐太の股間に、雪香は彼から脱がしたばかりのショーツを被せた。
「あら、もうすぐ休み時間が終わっちゃうわね。」
彼女は白々しくそう言うと壁に掛かっている時計を見た。
「もうすぐ先生が帰ってきちゃうわね。」
それは雪香の脅しだった。彼女は保険医が午後から外出しているのを知っていたのだ。しかし祐太にとってそれはただ事ではなかった。
「ど、どうしよう!」
彼は上半身だけ立ち上がると自らの汚したベッドを見て真っ赤になった。そこには子供がオネショしたのには大きすぎる世界地図が広がっていたのだ。
「た、たすけて!」
彼は雪香の手を握った。もし保険医が帰ってくれば自分が高校生の男子と知れ大騒ぎになるかもしれない。ここはこの少女の手を借りるしかないと彼は考えたのだ。
「んふふ、やっと素直になったわね。」
雪香は口を開けないで笑う。
「でもどうしようかしら、ベッドはこんなだし、お洋服もびちゃびちゃね。」
彼女はそう言って祐太のジャンパースカートの裾を摘む。言われた通りその生地には祐太のオシッコの染みが大きく広がっていた。
「とにかく、脱ぎ脱ぎしましょうか。」
雪香はそう言うと春菜と共に祐太の上着をつかんだ。もう祐太は抵抗出来る筈もない。あっという間に彼は保健室で全裸にされてしまった。
「あはは、いい格好じゃない。一年生の身体検査みたいよ。」
春菜が笑う。萎縮したおちんちんは本当に小学一年生のペニスの様だった。
「そ、そんな事より・・・」
一刻も早くここから逃げ出した祐太はそう叫ぶが雪香は落ち着いたものだった。
「まあまあ、ちょっと待ってね。たしか、この辺に・・・・」
彼女は勝手に奥にある保険医の控え室から何かを探している様だ。
「あった。あった。」
しばらくして部屋から出てきた彼女は楽しそうに布きれを広げた。
「前に先生から聞いた事あるのよね。一年生の子なんかは希にお漏らししてしまう事があるから、万一に備えて着替えが用意してあるって。」
彼女の両手に下げられていたのはどう見ても幼児用のワンピース。それは今まで祐太が着ていたのがお姉さんっぽく見えるぐらいに幼いデザインのワンピースだった。
「さあ、早く着替えないと大変よ。」
「やっ!やだっ!」
その衣装のあまりの恥ずかしさに祐太は逃げ惑うが、簡単に二人につかまり着せ替え人形の様にそのワンピースを着せられてしまう。
それはピンクのギンガムチェックの生地にレース付きの丸い襟、リボンのついたパフスリーブに大きく広がったお姫様の様なスカート、背中には共布の大きなリボンに胸元には大きなイチゴのイラストといった、高校生男子には気が遠くなる程恥ずかしい衣装だった。
「なんとか着れたわね、ちょっとスカートが短いけど。」
恥辱に顔を真っ赤に染め、スカートの下からちらりと見えるおちんちんを必死に隠している祐太を見ながら二人の少女はひとしきり笑い合った。
「さすがにそれじゃあ教室に戻れないわね。」
雪香の問いに祐太はコクリと頷く。
「でも残念ね。探したけど替えのショーツは無かったわ。」
「えっ!?じゃあ、このまま?このまま教室に帰らないといけないの!?」
青ざめてうろたえる祐太の顔を楽しんだあと、雪香はもったいぶった。
「そーねー・・・・祐真ちゃんさえよければ一つだけ下着はあるんだけど・・・」
「じゃ、じゃあ、それを穿かせて下さい。」
雪香はニヤリト笑った。
「ちょっと祐真ちゃんには恥ずかしい下着だけど、構わないかな?」
「う・・・うん・・・。」
祐太は思わず頷いた。どれだけ恥ずかしい下着でも下半身裸で帰されるよりはマシだ。
「じゃあ仕方無いわね。穿かせてあげるからもう一度ベッドに寝なさい。」
「ええっ?!自分で穿けるよ・・・。」
「言う事聞かないとそのまま帰すわよ!」
雪香が声を荒げたので祐太は渋々もう一度ベッドに寝転がった。
「ね、ねぇ・・・早く・・・」
保険医が帰ってこないか不安で堪らない祐太のスカートを春菜が捲り上げる。今度は祐太は声を押し殺して恥ずかしさに耐えた。
「ちょっと待ってね・・・今用意するから。」
雪香はそう言うと保健室の棚の上に載っている大きなナイロン袋を下ろして中から一枚の下着を取り出す。
「さっ、ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、これをあててあげましょうね。」
雪香が祐太の目の前にちらつかせたのは、なんと紙オムツだった。
「ま、まさか・・・」
雪香は祐太の反応を見て笑いながら言った。
「さっき言ったでしょ。希にお漏らししてしまう子がいるって。そういうのが常習の子には仕方がないからこれを使ってトイレトレーニングしてあげるのよ。」
「や・・・やだ・・・」
祐太の顔は引き攣っていた。
「言ったでしょ。ちょっと恥ずかしい下着だって・・・でも、お漏らししちゃう祐真ちゃんにはぴったりの下着かもね。さぁ、お姉ちゃんがあててあげようね。」
暴れる祐太の上半身を春菜がしっかりと押さえ付け、雪香は祐太の足を持ち上げた。
「こらっ!おとなしくしてないと裸で追い出すわよ!」
そう言われた祐太は黙って雪香に体を預けた。
お尻の下に紙オムツが敷かれ、小さなおちんちんの上に前当てがあてられる。横当てをしっかりとおへその下で留められると、祐太の下半身はすっかり幼児の姿となってしまった。
「あはははは、すっごく似合ってるわよ。さぁ、お友達に可愛くなった祐真ちゃんの姿見てもらいましょうね。」
「やっ・・やだっ・・こんな恰好で・・・こんな姿をみんなに見られるなんて・・・いやだーっ!!」
泣き叫ぶ祐太は二人の『上級生』に引きずられる様に保健室から連れ出された。

「さっ、クラスのみんなに謝りなさい。給食当番サボってすいませんでした。って」
二人に引きずられる様に5年2組の教室に連れ帰られた祐太は幼児服にオムツという姿で教壇に立たされ、生まれてから最大の恥辱を感じていた。顔は紅潮し、足は震え、彼はまともに立っていることさえ出来なかった。
「あっ!、祐真オムツしてるぞ!」
そのうち一人の少年が短すぎるスカートからはみ出ている祐太のオムツに気が付いてしまい教室は大騒ぎになった。女子達は哀れみの目で祐太を見るが、男子達は情け容赦なく『オムツだ、おむつだ』とはしゃぎ立てる。遙かに年下の少年達から蔑みの目で見られる屈辱に祐太はとうとう立ったまま泣き出してしまった。その時
「お前ら、やめろよ!」
叫んだのは大翔だった。
「光川がかわいそうだろ!」
彼はそう言って祐太の肩を抱き、彼を教壇から下ろすと悠真の席まで連れ帰った。
「あ、ありがとう・・・う・・ぅ・・・うわーん!」
究極の状態から解放された祐太は思わず大翔の胸に顔を埋めて泣き始めた。大翔は顔を真っ赤にして照れ笑いを浮かべる。
「べ・・別に・・・お前の為にしたんじゃないからな・・・。」
祐太にとってその声は、もう年下の少年ではなく、頼りになる『お兄ちゃん』のセリフにさえ聞こえた。
やがて教師がやってきて再び自習が始まった。一安心した祐太だったが、いたずら盛りの彼の同級生達が彼をこのままにしておく筈がなかった。

放課後、雪香達に着ていた服を奪われた為仕方無く祐太は恥ずかしいワンピース姿のまま帰宅せざるを得なくなった。
こうなっては出来る限る祐真より早く帰宅して着替えるしかない。スカートの下からチラチラと見えるオムツを気にしながら祐太が校門を出た時、彼は多くの男子達に囲まれた。
「おい、オムツ女!」
リーダー格らしい背の高い少年が祐太の前に立ちはだかる。
「な、なによ・・・。」
祐太は大きな声で言ったつもりだったが、その声はか細く今にも消え入りそうだった。
「わたし、急ぐから・・・」
ニヤニヤと笑う男の子達に危険を感じた祐太は急いで走り去ろうとするが、がっしりと背の高い少年に手首をつかまれた。
「ちょっと付き合えよ。みんなお前に言いたいことがあるんだと、いつも威張ってるのがみんな気に入らないんだよ。」
まったく祐真は一体どんな学校生活をしているのか。祐太は妹を恨んだが今はそれどころでは無い。
「や、やめてよ・・・」
再び大きな声で助けを呼ぼうとした祐太だったが、恐怖にかられたその声はまわりには届かなかった。女の子として男の子に拘束される恐ろしさを祐太は心の底から思い知らされた。

「お、お願い・・・許して・・・。」
祐太が連れて来られたのは近くの河川敷の橋の下だった。5人の男の子達は祐太を取り囲みニヤニヤと笑い合う。
「おい琢馬、お前女のあそこ見たことあるか?」
「いや、まだ・・・」
「情けないな。俺隣のお姉さんに誘われて見たことあるんだぞ。」
「うわっ!たっちゃんすげー!」
祐太には心の底からどうでもよく、しかし看過も出来ない会話を男の子達は続ける。
「どうだ、見たくないか?」
「そりゃあ見てみたいよ。」
「そうだろ、そうだろ。ところで・・・」
背の高い少年は怯えている祐太に向き直る。
「お前、そろそろオムツ濡れてるんじゃない?」
男の子達は一斉に大声で笑った。祐太は恥ずかしさに真っ赤になりながら叫んだ。
「も、漏らしてなんかないわよ!」
「そーかー?」
祐太の声など無視し背の高い少年が祐太の腰を抱く。小学生とはいえ、同性に体をつかまれる感触に祐太は鳥肌が立った。
「や、やめて・・・」
もはや声にもならない祐太の意思など無いように少年は祐太のスカートの下に手を伸ばした。
「オムツしてる赤ん坊の癖に恥ずかしがるんじゃねーよ。」
少年の手がオムツに触れる。
「あっ・・ああっ・・・」
祐太は足を震わせて動く事も出来ない。他の男の子達は固唾をのんでその様子を見ている。
「よしよし、お兄ちゃんがオムツ替えてあげまちょうねー」
少年が紙オムツの横羽を外す。ビリビリとした音が静かな橋架に淫靡な響きを立てる。
「あっ・・ああっ・・・やめてーっ・・・」
祐太の懇願も虚しく少年はもう片方の横羽に手を掛け、祐太の足下に紙オムツがぼとりと脱げ落ちた。
「いやーーーーーーーーーっ!!」
男の子達に取り囲まれた事と、男の子だとばれるという二重の恐怖の為祐太は絶叫した。途端・・・
「うわっ、こいつ漏らしてやがる!」
あまりの極限状態で祐太は今しがた足下に落ちた紙オムツの上にちょろちょろとオシッコを漏らし始めていた。
「きたねーっ!お前本当にオムツが必要なんだな。」
祐太は泣きじゃくりながら止まらないオシッコを必死に止めようと内股になるが、その行為は自らの内股を恥ずかしい液体で濡らすだけだった。
「今日からお前のあだ名はオムツちゃんだな。」
男の子達が笑い合う。しかし皆が一歩退いた為幸いな事にスカートの中の小さなおちんちんはまだばれてはいない様だった。
「あっ・・・あぁっ・・・。」
祐太はただ泣きながら放尿の終わるのを待った。しかしそれが終わった時彼は再び背の高い少年にスカートの裾をつかまれた。
「じゃあ小便臭いまんこでも見せてもらおうかな。」
祐太が全てを失うのを覚悟したとき、河川敷の上の堤防から大きな声が聞こえた。
「こらーっ!!何してやがるガキどもーっ!!」
見上げると声の元には中学生くらいの少年が立っていた。
「や、やばいっ!!」
男の子達は口々にそう言ってちりじりに逃げていった。祐太はぎりぎりのところで危機から脱した事で緊張の糸が切れ、濡れた紙オムツの上にお尻をついて座り込んでしまった。

TOP inserted by FC2 system